【専門家が解説】統合失調症の方は障害年金の対象です

こんにちは、社会保険労務士の高橋です。

こちらの記事では統合失調症の方向けに障害年金について解説します。

 

障害年金とは

「障害年金」とは、公的な年金の1つで、病気や事故が原因で障害を負った方へ、国から年金が給付される制度です。
障害者のための特別な手当と勘違いされている人も多いですが、実は老齢年金と同じ公的年金です。

 

障害年金の3つポイント

1. 原則20歳から64歳までの人が受給ができる
2. 年金保険料を一定期間納付している方が対象です
3. 日常生活や就労に支障がある方が対象です

障害年金はいくら受け取れるの?

障害年金は納めている社会保険によって、受け取れる金額が異なります。

国民年金の場合は障害基礎年金を受け取ることができます。1カ月の平均額は約7万円です。
厚生年金の場合は障害厚生年金を受け取ることができます。1カ月の平均額は約10万円です。

 

統合失調症とは

統合失調症は、こころや考えなどがまとまりを欠いた状態になる病気です。

そのため行動や気分、人間関係などに様々な影響が出ます。

100人に1人くらいがかかるといわれていて、それほど珍しい病気ではありません。

早めに治療するほど症状が重くなりにくいといわれているので、早期発見と早期治療が大切です。

(引用:厚生年金ホームページ

 

統合失調症の方が障害年金を申請するポイント

 

①生活状況を医師に伝えることが重要

特に統合失調症の方は幻覚を見たりされるので客観的な状況把握が難しくなります。

そのため、社会保険労務士など第3者を交えてヒアリングを行い書類にまとめて医師に伝えることが重要です。

 

➁初診日の特定と証明が必要

障害年金を申請する際にはその症状で最初に病院に行った日(初診日)を証明する必要があります。

精神疾患の場合は複数の病院に通院したり何度も転院をしているケースもあります。

過去の通院歴をまとめてみてください。

 

当事務所のサポート事例

 

お問い合わせ時の状況

 

お母様よりお問い合わせがありました。

お仕事が難しい状況でした。

ご家族を交えて申請を進めました。

 

サポート内容

客観的な書類作成のため、複数名のご家族・ご本人に生活の状況を聞き取り書類にまとめました。

 

まとめ

統合失調症の方は周りのご家族も大変ご苦労されているケースが多いです。

ご本人でもご家族でも、ご不安がある方は一人で悩まずご相談ください。

当事務所は初回のご相談は無料です。

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最終更新日 1か月 by 特定社会保険労務士 髙橋 美穂

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